というわけで今回は龍生の撮影の時の様子を写真撮ってきたよ。特別篇?笑
会場は市ヶ谷にある龍生会館。新しく立て直したばかりみたいで、本当にキレイ!
ドラマの撮影とか普通に行われてるみたい。
編集部のお姉さん(これがまたかわいいんだなあ)に連れられて、お教室へ。
もうひとり撮影に来る人と、先生を待ちます。
緊張しっぱなしで、飲めないコーヒーを飲み切っちゃったくらい!
今回のテーマは、「重心の移動」
花材はエビデンドラムにレースフラワー、ゴッドセフィアナ。
花器も自分で選ぶんだけど、壁一面にたくさん花器がしまってあって、どれにしたらいいかかなり迷った…
まず一番初めに、ノーヒントで作品を作ってみます。
頑張って左に寄せてみた。
一旦これを撮ります。
お昼休憩をはさんだら、次は先生からの指導講評。
まず初めに言われたのは、これは重心の移動ではない、とのこと。
左向きの作品だけど、重心はいつもの通り一番下(ゴッドセフィアナがあるところね)にあると言われました。
家元先生の作品にもいくつか載っているんだけど、お手本として見せてもらいました。たしかにわたしのとは違う。
というわけでもう少し上にあげてみた。
うーん、これなんだかふらふらしてるみたい!そわそわするーう!
あと花の塊がふたつできたみたいになってしまった。
あ、それと花器の向きも変えるように言われました。たしかにこっちの方が口がぱかっとしてないから見た目いいかも。
でもなんだか落ち着きがないぞ!と思ってたら、先生が手直ししてくれました。
それがこちら。
さらにふわっと軽やかになった!
だけど線だけじゃなくて、ゴッドセフィアナの葉がいい「締め」になっているのね。
そして左上に重心の移動をしたんだけど、それを際立たせるために右側にちらっとレースフラワーが見えてるのが素敵だよねえ。
他にも挿し口の有効な使い方や、水際の美しさのアドバイスもいただきました。
今回教えてくださった先生は、いつも習っている先生とは別の方なのですが、明るくて面白い!
わたしたちがいけている間に編集の方とお話してたんだけど、気さくな人柄がうかがえました。
やっぱりいつもの先生とは教え方やスタンスが違うけど、いけばなへ真剣に向き合ってるのはふたりとも同じ。
そして編集のお姉さんが本当に素敵…!
いけばなの月刊誌の編集とかもうステキ女子すぎるだろ。
いつかそういう職にもついてみたいなあ…と言ったら、いつもの先生に「そう言って帰ってくると思ったよ」て言われてしまった件。見抜かれている。笑
今回めったにないチャンスで、はじめは不安だったけれど
終わってみると本当に充実して楽しい一日だったよ。
「またやりたい!」と何度も応募する人がいるのも分かる気がする。
次があるかどうかはわからないけど、次にお話をいただくまでにもっと実力をつけたいな。